第4話 困難の中に機会がある。単著の仕事始まりました!

日々

あけましておめでとうございます!
自然とつながる建築を設計している杉本龍彦建築設計の杉本です。

昨年は多くの方々のお陰で充実したお仕事をさせていただき、

感謝の気持ちであふれる一年でした。

改めて本年も宜しくお願いいたします。

 

今回は単著の仕事が始まったお知らせと、困難なこともあったけどやめなくてよかった!というお話です。

 

簡単にこれまでの経緯をお話しします。

初めての本の仕事は2014年から始めた学芸出版さんの「窓の本」(共著)でした。

同じ年からはオーム社さんの「苦手克服!これで完璧! 矩計図で徹底的に学ぶ住宅設計」(共著)が始まりました。

その後のご縁もあり、気が付けば著作は現在10冊(9冊目は図面担当、10冊目はこれから発売)になっていました。お仕事にお声がけ下さった編集者さん、お導き下さった先生や先輩、仲間の皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
同時に出版社さんから営業さん、印刷屋さん、運送屋さん、本屋さん……ほかにも本当にたくさんの方々の支えを強く実感し、胸が熱くなります。

 

執筆を続けさせていただくにあたって気が付いたことは、1つの内容を書くにはその何倍もの知識が必要ということです。簡単に説明しながら、本質をとらえた文章を書くのは難しいということも実感しました。多くの方々に喜んでいただく本にするためには、分かりやすく楽しく、でも深い内容にする工夫をしなければいけません。

そのためには、たくさん書籍を購入して学びなおしたり、資料を読み直したり、実際に建築を見に行って調べる必要がありました。設計の仕事以外に時間もお金もかけないといけません。

しかし、一つの執筆が終わるたびに、自分自身が何より勉強になっていることに気が付きました。取り組んでいるときは大変だと感じたことも、結果的に自分の成長へつながっていました。

 

執筆の仕事を始めて8年目のある日、

「単著の仕事を受けていただけませんか?」

とある出版社さんから連絡がありました。

 

まさか単著のご依頼をいただけるなど夢にも思っていなかったので、二つ返事で受けさせていただきました。きっとこれまでの仕事を見てくださったんだなと思います。

過去に大変だと思ったことも、もちろん楽しかったことも、すべて未来につながっています。

単著の内容も自分自身がずっと考え、取り組んできたこととつながった、本当に書きたいものでした。
今からとてもワクワクしています。

 

アインシュタインの言葉は本当でした。

困難の中に、機会がある。
In the middle of difficulty lies opportunity.

アルベルト・アインシュタイン Albert Einstein
1879~1955・倫理物理学者

 

困難なことは学びと成長、その先のステージへの道程そのものでした。

これから先、困難なことが現れても、あきらめず乗り越えて未来へ進みたいと思います。

 

単著の進捗は、またブログでご報告できればとも思います。

 

いただいたお仕事に改めて感謝するとともに、多くの方々に喜んでいただけるよう、精一杯がんばりたいと思います!

 

杉本のこれまでの著作(8作品)

杉本の最新の著作(図面担当)

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

ご感想やご質問などあればお気軽にメッセージいただければと思います。

 

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